Features事業の特長
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1947年の創業以来、ラムネをはじめとした炭酸飲料の製造・販売を主力事業として展開してきた木村飲料。
全国の同業者間でも「一味違う」と評価されている当社の強みをご紹介します。
Features 01自社開発によるユニークな商品群
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木村飲料の一番の強みは、自社開発によるユニークな商品群。企画決定から数日でプロトタイプを製作し、「面白い」「やりたい」「売れる」といったポジティブイメージがあれば販売するというフットワーク抜群の開発体制で、お客様に驚きとおいしさを届けてきました。またサービスエリアや道の駅、お土産店など、地元に密着した独自の販路も当社の特長です。「富士山サイダー」や「しずおか茶コーラ」などの地域性豊かな商品に「ご当地でしか味わえない」という特別感を添えて、他にはない価値を生み出しています。今後は、品質・価格をコントロールできる自社ブランドに経営資源を集中し、国内・海外ともに売上拡大を目指していきます。
おいしさだけでなく、
旅の思い出も
観光地や高速道路のSA・PAでおなじみの木村飲料コーナー。こうした売り場で使われるPOPやディスプレイも、当社でデザインしたものが使われています。手に取る前も、視覚でも味覚でも「五感」で飲料の楽しさを。それが木村飲料のドリンクづくりの哲学です。
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Features 02マーケットは世界! 広がるグローバル市場
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地元密着の販路を拡大する一方で、20年以上前から海外市場の開拓に挑戦してきた木村飲料。現在、サイダー・ラムネは全体売上の約4割を海外に輸出しています。ラムネに至っては生産量の約9割を輸出。令和3年度には、「輸出に取り組む優良企業」として輸出・国際局長賞を受賞しました。もうひとつ海外市場で重要なのは、当社のラムネやサイダーが特別な日にふさわしい、高級ブランドとして認知されていること。PETボトルよりもリサイクル性の高いガラスびんを使っていることも、環境意識の高い欧米諸国で選ばれる理由になっています。日本国内の100倍と見込まれる、世界の飲料市場。木村飲料は、海外ラムネ需要の増大、ガラスビンへの注目、そして「Made in Japan」のブランド認知を背景に、今後も海外展開を加速させていきます。
レトロだけど最先端なガラスボトル
PETボトルや缶が主流になった現在では、珍しい存在になったガラスびん。しかし近年では、レトロな外観や滑らかな口当たり、再利用が可能なエコロジカルな側面が見直されるようになってきました。世界的に見ても、高級感や上質感を演出しつつ、環境に配慮したガラスびんの需要が高まっています。
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Features 03海外市場にも対応。安心・安全への取り組み
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人の口に入る飲料は、「安全」が最も重要です。木村飲料はかねてより原材料の受け入れから製造、出荷まで厳格な品質管理を徹底してきましたが、2020年にはHACCP義務化を背景に、国際的な食品安全マネジメントシステムの規格である「FSSC 22000」の認証を取得。独立した品質管理部門を置き、生産に関わる全ての工程で品質や安全性を追求しています。また、FSSC 22000の要求事項には、ルールや設備の整備だけでなく、社員一人ひとりが飲料の安心安全を守るための積極的な取り組みも含まれます。誰もが安心して口にできる飲料を、世界へ届ける。その使命を全社員が共有していることが、当社の一番の誇りです。
Features 04飲料を作り続けて。1953年設立
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木村飲料のルーツは、創業者の木村伊三郎が戦後間もない1947年に始めた、ビン入りラムネづくりに遡ります。その後、1953年の株式会社化を経てサイダー、ジュースなどさまざまな清涼飲料水の製造を開始。大手飲料メーカーのOEM受託で生産規模を拡大する一方、PETボトル入りのラムネやユニークな味わいのサイダーなどのオリジナル商品を次々と開発して話題を集め、業界内に独自のポジションを築いてきました。
中でも当社が一際強い想いを抱いているのが、70年にわたる歴史の中で常に代表製品だったラムネです。爽やかな味わいだけでなく、ビー玉を利用した画期的なビンの形状など、他の飲み物にはない個性で愛され続けてきたラムネ。当社はそんなラムネを日本が誇るべき文化のひとつと考え、その魅力を後世に、そして世界に伝えるために、ラムネ博物館の設立や「全国ラムネ協会」を通じた活動など、さまざまな活動を行っています。
まずは設立100年、さらにその先を見据えて。
私たちは、これからも飲料の楽しさを世の中に届け続けます。